仕事が終わりYAHOO!のニュースを見ていると面白い記事を発見しました。
カリフォルニア大学での実験で、ゆで卵を4日間尿素につけある行動をおこすと元の液体状の普通の卵に戻るというのです。
実験は成功し、論文を作ってるという情報が配信されました。
さてさて。。
この実験のニュースを見ると美容師であれば、実はもの凄く食いつく話なんです。
たんぱく質{卵}を変性し固体化したゆで卵が出来上がる。
実はこれ・・美容室でいう縮毛矯正の理論とよく似ているんです(*^_^*)
髪の毛はケラチンタンパクという・・簡単に言えば液体状の卵のスポンジ版みたいな性質でできています。
縮毛矯正は1剤で髪の内部のタンパク質を軟化させ、その状態を180度前後のアイロンで変性をさせる訳です。簡単に言えば、ゆで卵を作る・・・とでも言いましょうか。。
その後に、2剤で弱酸性の髪に戻す。
・・・理論的には、僕たち美容師もゆで卵でよく例えてきました。
では・・・。
?美容師にとってこの実験が重大なのはなぜでしょう。
固体化された縮毛矯正の髪の内部。今まででは、一度固まってしまった毛質はスポンジ化させる事ができず、縮毛矯正の後のパーマが困難でした。
パーマの御予約を頂いても、縮毛矯正を過去にしてるからと断わったお客様も少なくはないのです。
前回の縮毛矯正がどこまでの固体化をしてるか。{月日、店によってのストレートの仕方}で、カウンセリング時にできない事伝えたり、もしくはハイダメージを了承して頂いての施術になりました。
あくまで、僕のやり方ですが前回の縮毛矯正が当店でしていない場合、特殊なアルコールを髪数本にかけ、反応を見て施術ができる、できないの判断をさせて頂いています。
そうなんです。パーマが可能な場合もあります。
通常パーマ{水パーマ}、やエアウェーブ{温風を長い時間使いクリープさせる}といったクリープパーマでは、ダメージだけが残り形状が残らずという失敗談もよく耳にします。
デジタルパーマ、ロボットパーマという半永久形状記憶パーマに関しましてはクリープパーマよりはパーマのリッジがしっかり出る可能性は高くなりますが、美容師が判断を間違えるとゆで卵の状態からセメントになりどのようなトリートメントを使ったとしても修復が不可能になります。
話は戻りますが、このカリフォルニア大学の実験が完成すればもしかしたら近い将来に縮毛矯正の後に簡単にパーマスタイルができる日が来るのかもしれません。
僕自身、シャンプー・縮毛矯正の開発もコーワテクノサーチ様と協力してやっていますので簡単な実験論文を作りたいと思います。
尿素、サリチル酸、コカミドプロピルベタイン。 僕の中では、この3つの薬品がポイントになるのかなと。。
嘘か、誠か・・。そういや昔、牛のおしっこで髪を洗う国があり、トリートメント効果が高いんだよ・・。
と話してた番組を見た気が。
髪が柔らかくなり本当にそう感じていたのかもしれませんね。